大慈恩寺・大雁塔 -1

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 大慈恩寺は、唐の3代皇帝高宗が亡き母文徳皇后を偲んで建立した寺院です。大雁塔は、玄奨三蔵がインドから持ち帰ったサンスクリット語の経典600部あまりの翻訳と保存のために、648年に建てられました。
 大雁塔は、最初5層の塔として建立されましたが、則天武后の時10層となりました。しかし、戦火に遭い現在は7層です。基底部は25m四方、螺旋階段は全部で248段もあります。
 褚遂良書の、玄奨三蔵の偉業を称えた太宗の「大塔三蔵聖教序」とその息子の高宗の「大唐三蔵聖教序記」の碑が、南側登り口左右にあります。

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